『怪彗星ツイフォン』
ウルトラマン 第25話「怪彗星ツイフォン」
彗星ツイフォンが地球へ急接近しすれ違った時、巨大な飛行物体が突如地球に飛来。
猛烈なスピードでビートル目がけ追い掛けてくる黒い物体が、彗星怪獣ドラコでしたね。
ドラコは黒く固い甲羅を全身にまとい、鋭い眼光、両手は尖った鎌、背中には透き通った昆虫のような羽根。
当初バッタ型の怪獣としてデザインされた名残がありますよね
劇中では、彗星のごとく現れ、彗星のごとく消えていった。その名の通り「彗星怪獣ドラコ」なんですが、
その登場シーンは何とも哀愁がありました。。。
ハヤタ隊員の作戦にまんまとハマってしまい、同じく彗星ツイフォン急接近の影響で現れたギガスと戦わされることになる。
小競り合いの最中に、こちらも突如現れたレッドキングに羽根をもぎ取られ滅多打ちにあい、いつの間にか姿を消してしまう。。。
ウルトラマンとの直接対決ができなかった少し寂しい怪獣であり、謎の多いミステリアス怪獣でもありますよね
この謎めいた怪獣を、クリーチャーデザイナーでもある韮沢靖氏にREMIX して頂きました。
かっこいい!!です!!
硬く分厚い鎧をまとった体表と、両手の鎌を鋭くより強調し
体表の甲羅も場所により鎧のようにデザインされてます。
右手には鞭を携えており、着ぐるみ制作当時の仕様でのREMIXでこだわりを感じる箇所です。
成田亨氏がデザインにもバッタやトンボの王様「オニヤンマ」の色、形を取り入れてる通り、
その大きな羽根で飛びまわり敵を翻弄する姿が目に浮かんできますよ
そしてこのデザインをT’sFacto山脇隆氏が原型を担当致します!!!
T’sFacto:http://www.tsfacto.ne.jp/
山脇隆氏は、
凶暴且つ厳つい怪獣造形を数多く制作され、「韮沢靖イラストイメージゴジラ」の原型を制作された怪獣造形のスペシャリスト。
どの作品も緻密で魂のこもった作品で躍動感にあふれた作品ばかりです。
また個展・展示会等 精力的に活動されており、今一番脂ののっている原型師の一人ですね。
韮沢氏からのご指名に加え、KRSコンセプトにも共感いただき、快く参加いただく事となりました。
『KRS NIRASAWA』(仮題) より一層盛り上がっていきます!
もちろん韮沢靖氏本人に原型監修して頂き、調整・修正を繰り返し、デザイン&造形にも拘りがいっぱい詰まっております。
韮沢氏のデザインイメージにあわせ、ポーズ、シルエット等のバランスを調整。
その後いっきに体表の細かな仕上げ、腕〜手、羽、脚等に細かなデザインを盛り込んでいただいております。
山脇隆氏ならではの、体表の細かく尖った造形を随所に施されており、質感が伝わってきます。
また背中の翅には、葉脈のように翅に広がる翅脈も一本一本丁寧に造形されています。
目の位置を0.1mm単位で最終調整を終え、版元監修も無事許諾頂きました!!
韮沢氏の躍動感あるデザイン・山脇氏の繊細かつダイナミックを、ACROの
U-VINYL技術で再現いたします!
こちらもU-VINYLで全力開発中です。