スキン塗装
DUNKプロジェクトにかかせない怪物屋さん
怪物屋さんはGK販売、完成品(フィニッシャー)・原型工房と幅広く手掛けておられます。
フェメール・クリーチャー・WILD LIFE等々店内の完成品を見ているだけで、
簡単にできるのでは!?と錯覚していまいます。
吉尾店長さんは原型、塗装方法なんでも質問に答えてくれる優しいおじさまです。
先日も女性スキン表現の下地について質問したところ、こちらを紹介頂きました。
怪物屋さんの特徴といえば、やはりスキン表現ではないかと思っています。
肉色の下地塗装の上に、チッピング・点描にて肌色を何度も重ねていきます。
怪物屋さん肌仕上げのテーマとしてはズバリ
「Natural Effect Tone(ナチュラルエフェクトトーン)」
直訳すると自然な効果を呼び込む調子。でしょうか。
周りの空気・情景さえ取り込む自然な
調子コントロール表現が必要なんだそうです。
実はこの手塗りでしかできない塗装を
手塗り工場であるDUNKの商品でできると
スゴイことになるのではないかと。。
コブラ、ブラックソードゼロで進めておりました。
そしてこちらがブラックソード・ゼロの下地です。
ベース色、トーン調整色を変えるだけで
クリーチャー、生物、リアル肌など
生きた再現が可能なんですね~。
レディの第一次工程はこんな感じです。
トーン調整での階調作りを駆使し
ナチュラルエフェクトトーン仕上げのレディとなります。
パールを重ねることにより
周りの光を反射し、生きたライブメタルを再現しております。
ミギーの第一次工程はこんな感じです。
これで終了ではなく、このように下地にテクスチャーを盛り込み
一つ一つ調子を合わせて全体のトーンを合わせ
最終仕上げを行います。(ここが重要なんです。。。)
当初はDUNK工場スタッフもトライするものの、
ゾンビのスキンのようになってしまったり、
チッピングしたのち何層にも点描していく技法が理解できず
サンプルのやりとりを繰り返していました。
また日本での最終出荷前に検品&最終仕上げをを行い、お客様へお届けいたします。
怪物屋&DUNKの目指すスキン表現は、レディ・ミギーにぎっしり詰まっております。
量産状況も順調に進んでおり、随時画像アップしてまいります。
乞うご期待!