ガマクジラ 塗装編
ガマクジラの塗装ポイントはやはり
メン氏が表現したガマクジラ(カエルとクジラの質感)の肉感モールドを活かし、
よりリアルに再現する事になりますっ。
水場に生息する生物らしく、
メン氏がイメージした生き物資料を基に生々しさを追求していきます。
水場に生息する生物の肌は様々なテクスチャーが折り重なっているだけでなく、
ウエット〜ドライの表現も重要なんですよね〜
ガマクジラについても
N・E・T(ナチュラル・エフェエクト・トーン)技法を用いて、
よりリアルに・より自然に、少しづつ肌の階調を何工程も重ねていきます
時間はかかりますが、この手塗りN・E・T技法が
より自然な肌の質感を再現できると考えております。
背中一番てっぺんは、分厚い肌をイメージ
塗装方法も変えてます。
もちろん肉質が違うので、各箇所に合わせ
吹き付け、筆による塗り込みを使い分けていきます。
しかもより生々しくする為、
艶消し、半ツヤ、ツヤありを塗り分け(*_*)!
トップ、センター、足元、フジツボ、口内と
それぞれ質感表現が違うのがお分かり頂けますでしょうか<(`^´)>
ヘッド部分の塗装は、
口中はネチョネチョ・ウェット感。口周りはややウェット。
頭部はセミドライ感を出しました。
分厚い肌のモールドが、より強調されたのがお分かり頂けるかと思います。
この微妙なツヤコントロールもACRO完成品の見所かと思います。
瞳も爬虫類っぽさも出すためアレンジいれてます^^
ほんのひと手間ですがググッと生きた感をアップ↑
ヘッド部は小さいパーツですが、硬さ〜柔らかさ、ウェット〜ドライと
情報がぎっしり詰まった重要パーツですね
口内は一番生っぽく仕上げており、
そこにも何諧調か書き込み入れました。
このヘッド1パーツだけで何工程かかってるんでしょうか
1.2.3.4.5.6.7....(((*_*)))!?
組立すると見えなくなる箇所ですが、全く抜かりはありません!
焼鳥屋さんの手羽先みたいで、美味しそうに見えますよね。ガマクジラの前足です。
こちらは柔らかめの肉質感とウェット感を表現しています。
両生類の生っぽい肌を再現してます。
怪獣だけではないんですが、個人的に口中のウェット感が大好きなんですよっ!!
このガマクジラは、口中だけでなく、
全身がウェット〜セミドライを表現できる怪獣で、
恐竜でもあり、生物ネイチャーでもあり、両生類・哺乳類いろんな要素が詰まった
お気に入り怪獣なんです。
デビッド・メン氏も現在映画のお仕事で忙しくしておりますが、
この塗装サンプルを見てアメイジングっと大満足頂きました!!
本商品も量産品クオリティの限界に挑戦し
今までになかったようなインパクトのある
面白い作品に仕上がってきております<(`^´)>
今月末発売に向け、出荷前検査実施中!!
間も無く出荷です!乞うご期待。
ガマクジラご予約受付中
http://store.shopping.yahoo.co.jp/dunk-store/df-0017.html